パソコンのパーツのSSD(ソリッドステートドライブ)というものがあります。SSDとはHDDのようにパソコンのデータ・ファイルを保存するための記憶装置ですが、HDDと異なるところがありますので、初心者の方にもわかりやすいように説明していきます。
目次
パソコンのSSD(エスエスディー)とは?
パソコンとは色々な部品からできています。具体的には、CPU、ディスプレイ、内蔵ディスク、グラフィックボード、サウンドカードなどがあります。
SSDとは、この中の内蔵ディスクにあたります。一昔までは、HDDが主流でしたが、HDDはデータをCDのようなものに書き込んでいくため、どうしても故障するケースが多かったのです。そこで生まれたのが、SSDです。
SSDは、フラッシュメモリーという板にデータを書き込んでいくので、劣化しにくいです。また、書き込み速度が速いです。しかし、性能がいいためか、HDDより高価なので、安くて大容量のHDDか、高いけど性能がいいSSD、どちらを選ぶかは使用目的によって変わってきます。
読み込みの速度がそれ以外とは比較にならない
SSDとは「ソリッドステートドライブ」の略でデータやプログラムを格納する記憶装置、ストレージの一種です。
SSDの特徴として最も顕著なのが、格納されたデータの読み込み速度が磁気ディスクや光ディスクのような円盤が回転する仕組みのものとは比較にならないほど早い、という点です。例えばパソコンに電源を入れて立ち上がるまで30秒~1分掛かっていたのがSSDに換装することで10~20秒という具合です。
その他SSDに入れているプログラム・データの立ち上がりも早くなります。CPUの換装などでも実感できる速度の向上はありますが、SSDには敵いません。これは目当てのデータに到達するためいちいち回転して物理的にデータを探す円盤用のシーケンシャルアクセス方式と違い、直接アクセスするだけのランダムアクセス方式による速さなのです。
SSDとHDDの比較
SSDとは正式名称ソリッド・ステート・ドライブ。これはデータを保存する為の記録装置のことで、HDDの進化版と思って頂ければわかりやすいです。
ではHDDと何が違うのかというと見た目から、薄型で小さく、HDDのように円盤式のディスクにデータを保存するわけではなくUSBメモリのようにチップにデータを保存するのでディスク回転がなく音も静かでデータを読み込むスピードが早いのでストレスなくデータの移動や読み込みが可能です。
メリットもあればデメリットもある、という事で押さえておきたいのがHDDよりも容量が少ないのに価格が高いということ。そして書き換えの回数制限があるのもちょっと辛い所です。
使用者が何を重視するかにより用途分けをする必要があるかもしれません。
SSDのメリット・デメリット・選ぶポイント
SSDはSSDに変わるパソコン用の記憶装置として注目されています。
SSDはフラッシュメモリを利用しているので内部で機械が動作することが無い事から、HDDと比較して衝撃にも強く静音性や省電力にも優れているのが特徴です。その他にも、アクセスタイムがHDDと比べて非常に早く、OSの起動やアプリケーションの起動などのレスポンスが大きく変わってきます。
しかし、内部構造が半導体ということでHDDと比べると容量に対する価格が割高となることと、書き換え回数に上限があることに気を付ける必要があります。SSDはアクセスタイムの速さが売りとなっているので、購入時には読み込み速度と書き込み速度が速い製品を選択して欲しいと思います。
まとめ
SSDとは「ソリッドステートドライブ」の略でデータやプログラムを格納する記憶装置・ストレージの一種で、内蔵ディスクです。
SSDはデータに到達するためいちいち回転して物理的にデータを探す円盤用のシーケンシャルアクセス方式と違い、直接アクセスするだけのランダムアクセス方式による速さが売りです。
薄型で小さく、HDDのように円盤式のディスクにデータを保存するわけではなくUSBメモリのようにチップにデータを保存するのでディスク回転がなく音も静かでデータを読み込むスピードが速いのでストレスなくデータの移動や読み込みが可能です。
内部構造が半導体ということでHDDと比べると容量に対する価格が割高となる事と、書き換え回数に上限があることに気を付ける必要があります。